用語解説

リーマン・ショック

アメリカ第4位の投資銀行だったリーマン・ブラザーズが、サブプライムローンと呼ばれる高リスクの住宅ローンで大規模な損失を計上。その処理に失敗し、2008年9月事実上の破産となった。別名、リーマン・クライシスとも呼ばれる世界金融危機の一つ。
リーマン・ショックの原因は、アメリカの住宅バブルの崩壊とそれに伴うサブプライム問題だと言われている。サブプライムローンの焦げ付きにより株や債券など様々な金融商品の価格が暴落。米国の金融大手との売却交渉を行ったが、政府による公的資金の投入が見送られたため結果的に交渉は決裂する。また、日本や韓国も買収に名乗りをあげたが、64兆円と言われる負債総額のあまりの巨額さに買収を見送ったと言われている。リーマン・ショックが世界経済に与えた影響は計り知れない。

タイムシェア

単独で購入すると購入価格も維持費も比較的高価となるリゾートマンション等の居住施設の1住戸について、複数の"所有者"が、それぞれ所定の期間に毎年使用することができる権利(タイムシェア利用権)を保有するかたちで"共同所有"する方法であり、1960 年代にフランスアルプス地方で初めて導入された後、欧米で広く普及しているリゾート地等の居住施設及びその附帯施設の利用形態。特に近年は米国において人気を博している。