WORKS
i-新聞記者ドキュメント-
2019.11
DIRECTOR
- 森達也
『新聞記者』は序章にすぎなかったー
「フィクション」を越えた衝撃の「リアル」!
蔓延するフェイクニュースやメディアの自主規制。民主主義を踏みにじる様な官邸の横暴、忖度に走る官僚たち、そしてそれを平然と見過ごす一部を除く報道メディア。そんな中、既存メディアからは異端視されながらもさまざまな圧力にも屈せず、官邸記者会見で鋭い質問を投げかける東京新聞社会部記者・望月衣塑子。果たして彼女は特別なのか?この国の民主主義は本当に形だけでいいのか、メディアはどう立ち向かうべきか。菅官房長官や前川喜平、籠池夫妻など、ここ数年でよくメディアに登場した渦中の人間が続々と登場。森達也監督は、望月記者が見た光景をどう呈示し、それを我々はさらにどう見るのか、我々の鑑賞眼も試される。既存の社会派ドキュメンタリーとは一線を画する、新たな社会意識をもった前代未聞のドキュメンタリーが誕生した。
AWARDS
- 第32回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 作品賞
- 第93回キネマ旬報ベスト・テン 文化映画ベスト・テン第1位
- 日本映画ペンクラブ賞 文化映画部門 ベスト1
- 第29回 日本映画批評家大賞 ドキュメンタリー賞
- 第37回 日本映画復興賞 日本映画復興奨励賞