WORKS
このちいさな命を救いたい
今、命の価値を問う、世界を揺るがせた真実の物語
「命の価値とは?」「母親の愛とは?」「人間の良心とは?」。現在も続くイスラエルとパレスチナの紛争を背景に、その対立の中で翻弄される、ひとつの小さな命をめぐる物語を紡いでゆく。そして誰もが持つであろう人としての根源的な問いをあぶり出し、観る者に投げかけ、そして深い感動を呼びおこす。今「生きること」と「本当に大切なことは何か」について考えているすべての人に観て欲しい、心揺さぶる真実の物語を描いた傑作。
紛争の絶えないイスラエルとパレスチナ。余命を宣告されたパレスチナ人の赤ん坊が、封鎖されたガザ地区からイスラエルの病院に運ばれた。イスラエル人医師ソメフは、ガザ地区で20年以上取材を続けるイスラエル人テレビ記者エルダールと、民族や宗教の対立を越えて立ち上がる。その想いはただひとつ、「このちいさな命を救いたい」。しかし行く手には様々な困難と、パレスチナ人のアイデンティティと母親としての想いの間に揺れ動く母ラーイダの苦悩があった…。
AWARDS
- 2010年イスラエル・アカデミー賞 最優秀ドキュメンタリー賞 受賞
- 2010年トロント国際映画祭 正式出品
- 2010年エルサレム映画祭 正式出品
- 2010年テルライド映画祭 正式出品
- 2010年AFI映画祭 正式出品