WORKS
無限の可能性を秘めた子どもたちが
未来をつくり、平和の担い手であることを再発見させてくれる、
珠玉のドキュメンタリー!!
錚々たる著名人たちが受けたとして知られる≪モンテッソーリ教育≫。イタリア出身のマリア・モンテッソーリが20世紀初頭に考案し、世界中に普及しているこのメソッドとは、一体どんなものなのだろうか?本作ではフランス最古のモンテッソーリ学校に通う、2歳半~6歳の28人のクラスを2年3か月にわたって観察。 そこにはユニークな教具を使って、水差しの中身を測ったり、花の茎をハサミで切ったり、パズルをしたり……楽しく“お仕事”する子どもたちの姿が!
本作のガイド役は、著作から引用されたモンテッソーリ自身の言葉の数々と、カメラを回すアレクサンドル・ムロ監督。その声を本上まなみと向井理が務めた。
二人の声に導かれ、大好きな“お仕事”を楽しむ子どもたちの自然な姿を通して、その過程で訪れる魔法のような瞬間を紡ぐ本作は、私たちに教育の大切さや育児のヒントをもたらしてくれるだけではない。何よりも子どもたちが決して単なる「ちいさな大人」ではなく、自由な意思を持つ社会の一員であること、そして平和で寛容な世界の作り手であることを開眼させてくれる、珠玉のドキュメンタリーなのである。