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監督ヤン・ヨンヒが
今なお北朝鮮で暮らす
家族を想い書き下ろした
≪真実の物語≫(トゥルーストーリー)

処女作『ディア・ピョンヤン』で世界の映画祭で受賞 話題を呼んだヤン・ヨンヒの監督第三作。自身の実体験を基に書き起こした初のフィクション映画である。1970年代 帰国事業により北朝鮮へ渡った兄と 生まれた時から自由に生きてきた妹 そして兄を送った両親。束の間の再会を果たす家族の姿を通してみえてくるものとは―。

<帰国事業とは>

1959年から20数年間にわたって続いた北朝鮮への集団移住のこと。日本で民族差別や貧困に苦しんでいた9万人以上の在日コリアンが当時〝地上の楽園"と謳われた北朝鮮に渡った。国交が未だ樹立されないため 帰国者たちの日本への再入国はほとんど許されていない。

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