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門脇麦がすごくイイ、リアル。
この夏はムギを尾行。この映画、痛切。
荒木 経惟(写真家)
まるで自分が監視カメラになったようで、悪い事をしている気分になった。
気分になったというか、実際にしている。
ここにはとてもじゃないけど書けない、あの事を思い出した。
クリープハイプ 尾崎世界観(ミュージシャン)
気が付くと私は、映画の中の男を緊張しながら尾行していた。
そして、乾いた映像と孤独に、心の隙間をのぞかれた気がした。
木村多江(女優)
センテンス・スプリングに諸行無常の響きあり。
知らぬが仏、知ったら地獄。
人間だもの、ならぬ人間けだもの。
まるでホラー映画のようでした。
みうらじゅん(イラストレーターなど)
これは映画ではない。テレビでもない。
『二重生活』という新しいメディアの中を、
僕はクラゲのように漂い続けて、いつか自分を尾行している。いまも。
一色伸幸(脚本家・小説家)
人はなぜ生きるのか。誰もが一度は抱える疑問を、どうやって尾行という方法で答えを見つけるのか。
そこには全く予想もしていない結果が待っていた。
そして、答えではない違うものを、私は見つけた。
木南晴夏(女優)
修羅場の人を尾行すると負のオーラが伝染するんですね……
私も尾行癖があるので気を付けます。
辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
不幸でもしあわせでもない女子大学院生の心の隙間に入り込む大人の世界。
ドラマがドキュメンタリーにみえてきたら、もうすっかり心を奪われている。
村上香住子(エッセイスト・フランス文学翻訳)
意味なんて考えたって意味がない!
三重生活、四重生活と合わせ鏡のように無限連鎖が続く、残酷な『不思議の国のアリス』。
怖い映画なのに笑えるのは、キャラが立ったキャスト陣の壮絶演技合戦のたまもの!
岩田和明(映画秘宝編集長)